子どもの感性を育む会

《 緊急!子どもが学校につぶされる 》

「 遊ぶ権利」と「家族のふれあい」を奪う学校


∽ 欧米には入試無し ∽

 欧米の多くの国には高校入試というものが無く、希望者は全員無試験で進学できます。大学も面接と小論文により主に人格をその判定基準にします。
 従って、日本のように、多感な青春期を犠牲にし、長い人生から見れば心身をすり減らすだけの、連日の深夜におよぶ、学問をすることとは無縁の無味乾燥な断片的知識の際限のない詰め込み受験勉強なども欧米にはありません。
 しかも文部省は、戦後発足した新制高等学校について、募集定員に満たない場合は全員入学を許可するものとし、希望者全入の立場にありました。志願者が高校の定員を超えた場合に限り選抜を行うとしていたのです。
 少子化で日本の学校の教室は有り余り、しかもほとんど全員が高校進学する時代に、何をもったいつけての「入学選抜試験制度」なのか。

 明治維新の頃から永永と行われている知識教育は、近代においてはもはや陳腐以外のなにものでもありません。新しい知識は日夜猛烈な勢いで増えている。しょせん全ての知識を人間が記憶することは不可能。
 図書館に行けば、あらゆる知識がいつでも誰でも無料で得ることができます。百科事典全26巻がたった一枚のCD−ROMに収められ、また、インターネットにより世界中の出来事や情報がリアルタイムに茶の間で見ることができる時代なのです。

 捻り鉢巻までして知識の詰め込み作業に没頭すればするほど、掛け替えのない創造性が錆びていく、人としての大事な感性が失われていく。詰め込んだ知識の量だけを測って「学力」だとか「実力」などと的外れな事を言ってはいけないのである。


∽ 学校が保障すべき「遊び」 ∽

 欧米の小・中・高校はいつも昼頃に全ての授業が終わり、しかも従来から完全週五日制です。フランス文部省は、小学生に宿題を出すことを禁ずる通達をだしています。ドイツの公立中学では正課に「遊び」の時間があり、家から持ってきた遊び道具でそれぞれが全く自由に遊んで過ごします。また、校舎の一角にはゲーム機センターがあり、授業後は誰でも自由に遊べます。

 日本政府が批准し遵守義務を負う国連子どもの権利条約にも「18才未満のすべての子どもは、休息し、余暇を持つ権利、および、遊ぶ権利がある」と明記されています。
 週三日制を導入しているフランスの公立小学校の親は「心身の発達に良いこと。かえって、よく勉強するようになった」と歓迎しています。


∽ カリキュラムを半分に ∽

 すなわち、子どもは存分に遊ぶことによって、何かが生まれ、感性・創造性に磨きをかけ、将来に生きる意欲も育み、人格の形成・自我の確立ができるという思想です。
 遊ぶことは、「怠け癖がつく」どころか、子どもにとって貴重な学習機会なのです。

 中部経済同友会(筆頭代表幹事・葛西JR東海社長)は1999年8月、会員を対象にした小中高校の教育問題に関するアンケート結果を発表した。会員の42%にあたる301人が回答したが、そのうち79%が「小学校は読み書き計算だけでいい」と教育の在り方に不満を述べている。
 「新しい学力観」に基づき、教育行政が学校週五日制で進めているゆとり教育の原点は、入試制度を廃止し、カリキュラムを半分に減らし、内申書・宿題・部活・校則で束縛干渉せず、自由でこころゆくまで満足できる「遊び」にあるのです。

 親子がふれあい、好きな本をいっぱい読み、友と語り、アルバイトやボランティアで実社会に身を置き、旅行をして人と交わうことができるという、たっぷりとした時間を青少年に与えることがいま最優先されるのです。



「子どもの感性を育む会」

学校教育の唯一の目的は、
子どもが「自分は何をやりたいか」を
見つける機会を与えることである。


代表:寺本こういち
school@gld.mmtr.or.jp



 行政と学校に対し、下記の項目を急ぎ要望いたします。

 ◇ 大学・高校への入試と内申書の廃止
 ◇ 小・中・高校のカリキュラムの半減
 ◇ 既存の校則の全廃
 ◇ 25人学級の実現
 ◇ 児童・生徒による授業評価システムの導入
 ◇ 遊ぶ権利・休息する権利・余暇を持つ権利の保障
 ◇ 児童・生徒の名前の呼び捨て禁止、「未熟な子ども」扱いの禁止
 ◇ 法の遵守、児童・生徒の人格尊重




各ページも続けて是非お読みください
提言1、「入試の廃止」
提言2、「校則の廃止」
提言3、「別の二つの評価を」
提言4、「呼び捨て・子ども扱いの禁止」
提言5、「小学校英語授業の撤廃」
報告1、遊び放題、やりたい放題 の促進
報告2、詩「子ども」
報告3、国連の厳しい膨大な勧告
報告4、教育改革への朗報
告発1、学校による生徒いじめの実態
告発2、「自由」を甘えと決め付ける学校
告発3、ウソで固めた制服
告発4、非行を後押しする教師
告発5、「遊ぶ権利」を奪う学校
告発6、教師の校内暴力
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