子どもの感性を育む会

《 緊急!子どもが学校につぶされる 》

「自由」を甘えと決めつける学校


∽ でたらめの論理 ∽

 人権侵害だらけの校則の撤廃運動をすすめる中学・高校の生徒会に対して、「決められた規則を生徒全員が守り、義務を果たし、信頼を得てこそ、自由を求める権利がある。」と学校当局は言う。  これは、あくまでも当局のメンツにこだわり、管理画一化教育を少しでも長引かせようとする詭弁にしかすぎません。

 「自由」は褒美として授けるものでもなく、求めることは生徒の甘えでもありません。
 法治国家日本でありながら、国連子どもの権利条約・憲法・教育基本法・学校教育法・道路交通法に違反する校則、礼儀作法をしつけると称しながら社会道徳・一般常識からかけ離れた校則、子どもへの第一義的教育権の親権を侵害する校則、機会均等・平等を画一化と履き違えた校則、が、存在すること自体が最初から大間違いなのです。
 制服で生徒の自由を征服し、校則で校外までも拘束し、校長は自ら思考硬直させ、先生の専門がいつから専制になってしまったのか。
 生徒と親に謝罪するどころか、その欺瞞の校則を守ってからでなければ改廃しないというでたらめの論理はとても教育者の言葉とは思えない。法律・常識・道徳をことごとく足蹴にした日本の学校教育とは、一体全体何なのか。学校という「無法地帯」に、税金を収めよ、子ども達を預けよという行政の厚かましい詐欺行為。

 「暴走族、薬物乱用、援助交際売春など、自由をはきちがえている」という単純な見方ではなく、彼等を自虐的、退廃的、刹那的なものに追いやるのは一体誰かということである。



∽ 「自由」こそ最も厳しい校則 ∽

 学校がいう「生徒の問題行動」とは、とりもなおさず生徒がこの欺瞞の校則に黙って服従しないことを指しているのです。学校が誉める「素直な良い生徒」の在り方こそが重大な問題であり、管理されることを善しとし、画一化に甘んじて卒業してきた若者なども信用することはできません。

 また、当局が好んでよく使う言葉「集団での我慢・連帯・ルール・秩序・協調性」はしょせん付和雷同を求めているだけあり、芽生える自我を窒息させます。人と同じことをやっていては、発明も発見も、政治の究極の目標である文化の発展も存りえないのである。
 本当の「秩序」は、服装・髪形・私生活の自由により損なわれるという低次元のものではありません。もちろん、人に迷惑をかけない、授業を妨害しないという範囲での「自由」なのですが、自らを由(よし)とすることは、孤独への忍耐を必要とし、何をしても結果責任は全てその生徒自身にかかるという大変に重くつらいものでもあります。

 すなわち、「自由」は、当局が日頃力説する「厳しい生徒指導で鍛える」にも極めてよく合致する唯一最適の校則といえます。
 青少年を拘束の檻から解き放つことによってのみ、自主自立性・判断力・責任感・社会性ある信頼できる若者を育てることができるのです。


∽ プロの本領を発揮せよ ∽

 服装・髪形の自由による日常的な「個性の博覧会」は、学問的感性を高めるのに生徒同士お互い良い刺激を受けることができ、学校の存在意義にも不可欠なものです。軍服を模した従来の詰め襟・セーラー服は学生にはそぐわないが、これも一つの個性的なファッションとして、いつでも誰でも着る自由は確保されています。

 すなわち、「制服」を強制することなどは、百人百様の人格を操り人形に仕立てようとする管理画一化全体主義教育の諸悪の根源であり、自由民主主義のもとで個性を育み文化発展を期する国家での学校には「制服」などあってはならないこと。
 1901年以来のノーベル賞の受賞者をみると、1999年現在、アメリカが246人、イギリス90人、ドイツ74人と続き、日本は13位8人です。人口比で言えばアメリカの半分近く100人いてもおかしくない日本。ここにも管理画一化教育の見事な成果が発揮されました。

 なお当局側は、予算を一切費やすこともなく、「本日より管理的校則の全てを廃止する」の一声を発するだけで、教師は制服を代表とする馬鹿げた校則を生徒に強制するために、体罰と罵声・怒号を毎日浴びせるというやたら多忙にさせているだけの悲しい使役から解放されるのです。
 化学マジックを授業に取り入れている米国のある教師は「教師は世界一の職業である。なぜなら、生徒たちの眼を輝かせることができる」と語りました。<数学という抽象の美学><歴史という推理ドキュメンタリー><外国語という異文化との接点><理科という自然と人間の融和><化学という魔法錬金術><政治・経済という迷宮ゲーム><地理という旅行記><生物学という性の神秘><天文学という神の創造>、などなど。児童・生徒が解る・楽しい・ワクワクする授業を工夫するという、プロとして教師冥利につきる本来の学校の責務に専念していただきたいのです。



 
「子どもの感性を育む会」

学校教育の唯一の目的は、
子どもが「自分は何をやりたいか」を
見つける機会を与えることである。


代表:寺本こういち
school@gld.mmtr.or.jp



 行政と学校に対し、下記の項目を急ぎ要望いたします。

 ◇ 大学・高校への入試と内申書の廃止
 ◇ 小・中・高校のカリキュラムの半減
 ◇ 既存の校則の全廃
 ◇ 25人学級の実現
 ◇ 児童・生徒による授業評価システムの導入
 ◇ 遊ぶ権利・休息する権利・余暇を持つ権利の保障
 ◇ 児童・生徒の名前の呼び捨て禁止、「未熟な子ども」扱いの禁止
 ◇ 法の遵守、児童・生徒の人格尊重




各ページも続けて是非お読みください
提言1、「入試の廃止」
提言2、「校則の廃止」
提言3、「別の二つの評価を」
提言4、「呼び捨て・子ども扱いの禁止」
提言5、「小学校英語授業の撤廃」
報告1、遊び放題、やりたい放題 の促進
報告2、詩「子ども」
報告3、国連の厳しい膨大な勧告
報告4、教育改革への朗報
告発1、学校による生徒いじめの実態
告発2、「自由」を甘えと決め付ける学校
告発3、ウソで固めた制服
告発4、非行を後押しする教師
告発5、「遊ぶ権利」を奪う学校
告発6、教師の校内暴力
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