子どもの感性を育む会
《 緊急!子どもが学校につぶされる 》

提言4
 呼び捨て・子ども扱いの禁止 



● 呼び捨て・オマエたち呼ばわりしないでください!
 昨今のほとんどの学校は児童生徒の名の呼び捨てとオマエたち呼ばわりをする。犬猫の名でも「くん」「ちゃん」を付けたりするのに、平気で当然のように人を呼び捨てにするその神経は完全に麻痺している。我々がどんなに親しい近所の子や親戚の子でも、名を呼び捨てにしたり「オマエ」とでも言おうものなら即座に白い目で見られるか変人扱いにされるのが普通の社会感覚なのではないか。授業参観で勇気ある母親が、生徒を呼び捨てにした教員に対し毅然とその場で訂正を求め、教育委員会にも改善を要請したとのこと。
 「教え子に対する親愛の情の現れ」という教員の言い分が本物であるならば、丁重に優しく「さん」「様」を付けるのが自然の流れではないか。ある学校職員が「くん」を付けたら、呼び捨てにしろと上司から命令されたとのこと。児童生徒は教員の下僕ではない、学校の奴隷ではない、はたまた囚人や調教動物ではない。学校当局は、児童生徒との信頼関係に自ら亀裂を広げていることにほかならない。社会のエチケットをないがしろにし、基本的人権や人格を無視し見下し君臨するところには教育のカケラも無いのである。
 たかが呼称と侮ってはならない、物言わぬ児童生徒を見くびってはならない。呼称から始まって常に居丈高に振る舞う「ハダカの王様」に対して注がれている冷めた視線を教職員は真摯に受け止めるべきである。
 学校の主人公は児童生徒であり、教職公務員は全体の奉仕者である。児童生徒は良識・品格・道徳有る教育を受ける権利の主体であり、教職員にとっては生活の糧を得るための大切なお客様である。


● 子ども扱いをしないでください!
 教職員は極く普通に「生徒たち」と言うべきを、ほとんどの中学高校ではわざわざ作為的に「子どもたち」と言い換えている。中学生ともなれば身体はほとんど妊娠する妊娠させる能力を持つ大人であり、中学を卒業してすぐ就職し独立すれば一人の社会人である。さらに、高校一年生の4月から順次16才になる女性生徒は正式に結婚もできるのであり所帯を持つ主婦兼母親兼生徒として、また同じく在学中に18才になる男性生徒も世帯主兼父親兼生徒として高校にも通える年代なのである。その中学高校生を「子どもたち」呼ばわりするは余りにも失礼千万。
 教育基本法を持ち出すまでもなく、その教育の第一の目的は人格の完成にあり、一人前の社会人に育てることである。にもかかわらず、子どもたち呼ばわりする学校現場のそこには「子どもは所詮未熟なのだから大人である教師に黙って従え」という単に管理上の利便だけの傲慢な意図があからさま。
 来日外国人は異口同音に「日本の大学生の精神年齢は十歳の小学生並み」と呆れているとのこと。東京大学客員教授は「東大生は驚くほど無知であり、驚くほど幼稚であることが判った」と著書で公表した。また、名古屋大学学長は入学式に際し「諸君の内面に巣くっているであろうその幼稚性を精算せよ」と檄を飛ばした。各学校が教育の成果として自慢する最高学府へ進学した偏差値エリートと称するものたちがこの有り様。国の将来を担うべき青年達の深刻な幼稚化現象の元凶は、実は生徒をあくまでも「子ども」に封じ込める中学高校を中心とする学校教育にあるのである。


提言4「呼び捨て・子ども扱いの禁止」以上



「子どもの感性を育む会」

学校教育の唯一の目的は、
子どもが「自分は何をやりたいか」を
見つける機会を与えることである。


代表:寺本こういち
school@gld.mmtr.or.jp



 行政と学校に対し、下記の項目を急ぎ要望いたします。

 ◇ 大学・高校への入試と内申書の廃止
 ◇ 小・中・高校のカリキュラムの半減
 ◇ 既存の校則の全廃
 ◇ 25人学級の実現
 ◇ 児童・生徒による授業評価システムの導入
 ◇ 遊ぶ権利・休息する権利・余暇を持つ権利の保障
 ◇ 児童・生徒の名前の呼び捨て禁止、「未熟な子ども」扱いの禁止
 ◇ 法の遵守、児童・生徒の人格尊重




各ページも続けて是非お読みください
提言1、「入試の廃止」
提言2、「校則の廃止」
提言3、「別の二つの評価を」
提言4、「呼び捨て・子ども扱いの禁止」
提言5、「小学校英語授業の撤廃」
報告1、遊び放題、やりたい放題 の促進
報告2、詩「子ども」
報告3、国連の厳しい膨大な勧告
報告4、教育改革への朗報
告発1、学校による生徒いじめの実態
告発2、「自由」を甘えと決め付ける学校
告発3、ウソで固めた制服
告発4、非行を後押しする教師
告発5、「遊ぶ権利」を奪う学校
告発6、教師の校内暴力
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