子どもの感性を育む会
《 緊急!子どもが学校につぶされる 》

提言5
 小学校英語授業の撤廃 



英語の早期教育に反対します
 インターネットも普及し、国際化時代にあって、多少でも英会話ができることは有用です。ただし、小学校での英語教育には反対します。
 多くの人が日本人として日本で社会生活を営む上では、少年期に正しい国語を十分に習得することが大前提です。また、日本民族の心の形成に最も大切な年代は幼児から小学校時代です。例えば、英語の「I(アイ)」の一文字に対して「朕・私・わたし・我・自分・己・手前・拙者・おいら・・」と、日本語は何と深淵な文化でありましょうか。霧雨・時雨 ・夕立・慈雨・涙雨・天気雨 ・通り雨・秋時雨・送り梅雨・緑雨・氷雨などの四季における雨の微妙な表現や、外国では単に騒音としての虫の声を、童謡で歌われているようにその感性は極めて繊細です。
 また、漢字の作りのつながりの面白さ、カタカタ・平仮名をも交えた表現の多彩さ。日本語とは日本の文化そのものであり、世界に類を見ない素晴らしい言語であることは間違い有りません。公教育小学校での英語教育のまん延により、全国津々浦々までアメリカ化され、「日本」が希釈され削り取られていくことを最も危惧します。
 外務省の大洋州課首席事務官は「日本語がしっかりできて、日本のことをきっちり知っていないと外国語は決して上達しない」と強調します。
 先ずは国の言葉で広く深く考え、日本語を駆使して人に対して臆することなく意思表示し説明し伝達できることを育むことこそが子供の成長期において重要なことです。
 小学校という貴重な時期に日本人として個性有る人格や自分らしさをたっぷりと形成していかなければ、どれだけ多くの英単語や英文法を詰め込んで、英語らしきものを口から発したとしてもそれはただ単にうわべだけの空虚なものでしかありません。

   平成19年10月30日、中央教育審議会が次期学習指導要領に関する中間報告をまとめた。それに対し英語教育の専門家が中日新聞(11月20日夕刊)に、小学校への英語導入について別の視点からの論文が掲載されたので紹介します。
 著者:斎藤兆史氏 東京大大学院准教授(専攻:英学・英語教育学習論)
 表題:「公平な議論がなされたのか」(見出しは、「英会話ごっこは無益」)
「小学校高学年に導入される英語活動に関しては、あらためて大いなる疑問を感じざるを得ない。『コミュニケーションを図る態度』の育成の為の英語活動にどれだけの意味があるのか。指導者の英語力が不足しているような場合には、それ以後の子供の英語学習に悪影響を及ぼす危険性すら有る。私が中学校の英語教師なら、中学で責任をもって基礎から教えるから、その前に余計なことを仕込まないで欲しいと言うところである。英語を専門としない教師のカタカナ英語などを毎週聴かされる子供の身になって考えて欲しい。」「そもそも大半が早期英語教育推進論者から成る外国語専門部会のなかでどれだけ公平な議論がなされたのだろうか。委員のなかには民間の小学校英語指導者認定団体の認定委員もいれば、教師向けの小学校英語教育の手引書を書いて出版している人もいる。同書は、その広告によれば『中教審関連の資料も豊富』なのだそうで、このような商売が黙認されている中で、はじめから小学校への英語導入という『結論ありき』で議論が進められたと思わざるを得ない。」(論文より抜粋)


 
提言5「小学校英語授業の撤廃」以上



「子どもの感性を育む会」

学校教育の唯一の目的は、
子どもが「自分は何をやりたいか」を
見つける機会を与えることである。


代表:寺本こういち
school@gld.mmtr.or.jp



 行政と学校に対し、下記の項目を急ぎ要望いたします。

 ◇ 大学・高校への入試と内申書の廃止
 ◇ 小・中・高校のカリキュラムの半減
 ◇ 既存の校則の全廃
 ◇ 25人学級の実現
 ◇ 児童・生徒による授業評価システムの導入
 ◇ 遊ぶ権利・休息する権利・余暇を持つ権利の保障
 ◇ 児童・生徒の名前の呼び捨て禁止、「未熟な子ども」扱いの禁止
 ◇ 法の遵守、児童・生徒の人格尊重




各ページも続けて是非お読みください
提言1、「入試の廃止」
提言2、「校則の廃止」
提言3、「別の二つの評価を」
提言4、「呼び捨て・子ども扱いの禁止」
提言5、「小学校英語授業の撤廃」
報告1、遊び放題、やりたい放題 の促進
報告2、詩「子ども」
報告3、国連の厳しい膨大な勧告
報告4、教育改革への朗報
告発1、学校による生徒いじめの実態
告発2、「自由」を甘えと決め付ける学校
告発3、ウソで固めた制服
告発4、非行を後押しする教師
告発5、「遊ぶ権利」を奪う学校
告発6、教師の校内暴力
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