わたしのあやしいモンゴル語
◆ 「タス タスラフ」
日本語で言う「プッツン切れた」状態だそうです。酔っ払った状態なんかもこう表現するそう。あんまりいい言葉じゃないですねぇ。使えったって、どう使えばいいんだぁ?
ヤガーナ(2001.11.1)
◆ 「ぺー!」
私のクラスは毎日笑い声が絶えません(注:現在ウランバートル留学中)。今日は驚きの声を勉強しました。「ペー」「パー」「ポー」というそうです。「ペー!アイマル モーハイ!」と叫ぶそうです。ちょっとした流行語です。私もいつかは叫びたいものです。
「ポー」というのは場所によって使い方が違うみたいです。教えてくれた先生はフブスグル出身ですので、何か熱いものに触れたとき、「アチチチ」という感じで「ポー、ポー!!」と叫ぶらしいです。さっそくモンゴルのお母ちゃんに
報告したところ「ポーはモーハイ(汚い)なものを見たときに言うのよ」と言っていました。「ペー」「パー」については、両者ともモーハイなものを見たときに、手で鼻をかむようなしぐさをしながら「パー(ペー)アイマル モーハイ!」と叫ぶ。・・・叫ぶというより「ヤーナ」というときのような感じです。
ボルノー(2000.11.12)
(^o^)先日ダンナと家具を見に行ったとき、正札を見たダンナが「ぺーッフ!!」と素っ頓狂な声を上げたのも、これだったんですね。「うへーっ!こんなに高いのーっ!?」ってな感じでしょうか?(バイガルマー)
◆ 「ゴッタリー!」
「乾杯って何て言うの?」と悪友に聞いたら「ゴッタリー」だと教えられました。でも、その通りにいったら周りはみんな大爆笑。なんで?と聞いたら、どうやら「食うぞ〜!」という意味らしい。そう、私は一杯食わされたんですね〜。ということで、これは悪友の考えた一発ギャグなのでした。でも、この意味を知ってから乾杯の音頭を取るときわざと笑いをとるために「ゴッタリー」と叫んでます。(普通は無難に「トグトーイ」でいいと思います。)
〔注〕 後でその話を人にしたら、そんな言葉は使っちゃいけません!」と怒られました。よく聞くと、獣がガツガツと食らいつくようなニュアンスがあり、昔の王様が奴隷などに「食え!(ゴッタル!)という風に使った言葉だそうです。ですから、くれぐれも親しい、そしてギャグのわかる人にだけ使ってください。冷ややかな目で見られないようにお祈りしています。」
メルゲン(2000.9.12)
◆ 「ゴイ ユマー」「モンダグ ユマー」「ラッコイ」
8月中旬から8日間ほどモンゴルへ行ってきました。ウランバートルとフブスグル湖周辺にいたのですが、モンゴルの人と話せるチャンスがいっぱいあって、彼らの魅力に取りつかれているところです。
ところで、合っているか知りませんが、こんな言葉を教えてもらいました。
ゴイ ユマー! すごいね!
モンダグ ユマー! ゴイユマーより評価が高いときに使われる模様
ラッコイ! おいしい!すごい!なんでもOK。モンゴルのギャル語らしい。
というわけで、若者ぶりたい人は、おいしい料理を食べた後、ラッコイ!(親指を立ててgoodのポーズ)と言ってみましょう。
はるか(2000.9.10)
◆ 「ホワールツァーラェ」(Хуваалцаарай)
あやしいモンゴル語の新ネタを仕入れてきました。
「ホワールツァーラェ=分けてね」です。これは、食べ物が喉に引っ掛ってむせたら、その人は後でおいしいものを食べられることになるので(・・・と考えられている)、他の人は「その時には私にも分けてね」という意味を込めて、「分けてね」というそうです。
プージェー(1999.10.28)
◆ 人の帽子を被る時のおまじない
モーユム ツァーシャー 悪いもん あっちいけ
サインユム ナーシャー いいもん こっちこい
ツェベルヘン トルゴイ デール きれいなあたまに
トグトフ ボルドガイ とどまりますように
と言って、帽子の内側にプップッとつばをかけます。元々モンゴル人は他人の帽子を被らないのだけれど、しかたなく被る時には、こうやって厄払いするんですって。
ドルマー(1999.5.28)
◆ 「ヨス メデフグイ フンド ユル ハルダフグイ」
(Ёс мэдэхгVй хVнд ёр халдахгVй.)
「水を飲んだら・・・」の裏バージョンとでも申しますか・・・。これは「しきたりを知らない人には悪いことはまつわらない」、つまり、「知らない土地で慣習を知らずにやったことは、まぁ、しょうがないよ、大丈夫、大丈夫」という意味の言葉です。
いつも明るく、こだわりなく私たちを迎えてくれるモンゴルの肝っ魂母ちゃんが、いざ日本に行くとなると「日本の習慣はどうなの?これは失礼にはならないの?」などとあれこれ心配して大変。いつものお返しに、上の言葉を言ってあげました。自分がモンゴルで失敗した時にも、頭を掻き掻き使えそう?
ドルマー(1999.5.23)
◆ 「オシィーグ ン オーワル ヨシィーグ ン ダガ」
(Усыг нь уувал ёсыг нь дага)
ことわざです。日本に来ている礼儀正しく、タコも刺身も食べるモンゴル人に教えていただきました。
「水を飲んだら礼に従え」つまり、「その土地の水を飲んだら、その土地の礼儀作法に従え」という意味
らしいです。日本にも「郷に入っては郷に従え」ということわざがありますが、モンゴルにも同じような
考えがあるんですね。いろいろ考えさせられました。
バイガルマー(1999.5.4)
◆ 「バライ!」(балай)
モンゴル人から聞いた話です。ある交流会でのこと。モンゴル人の青年二人と妙齢の日本人女性二人
が会話帳を片手にカタコトの日本語とモンゴル語でコミュニケーションをはかっていました。何かの拍子に
筋肉の話になったので、ボディ自慢の二人の青年は2人そろって胸の筋肉をピクピクッと動かして見せま
した。すると、彼女たちは会話帳をめくって、「タチャーンゴイ(тачаангуй)」という単語を二人に
見せました。驚いたのは青年たちのほう。この単語は「肉欲・愛欲・好色な」という艶めかしい意味が強い
らしいのです。彼女たちは単純に軽い意味で「エッチ!」といいたかったらしいのに、彼らは「なんで俺達、
嫌われたんだろう?」と何日も悩んでいる始末。時として辞書は微妙なニュアンスを誤って伝えてしまうこと
もあるようです。
じゃあ「エッチ!」と軽く言いたい時にはなんていうのかと聞くと、「バライ!(балай)」または「バライ
ユマー!(балай юмаа!)」といえばいいそうです。ちなみにこの単語、辞書には「暗い・ぼんや
りした・盲目の・暗愚な・不格好な」とあります。
バイガルマー(1999.5.4)
◆ 「ヤーガーチグイ」(Яагаачгvй)
モンゴルにいくとやたらと「おまえ、なんで・・・なんだ?」「なんで・・するんだ?」と聞かれます。
しかも、なんでといわれても答えようがないような些細な内容の質問が多いときてる。そんなとき、
いちいち説明するのもアホらしいと思ったら、「ヤガーチグイ」と軽く受け流しましょう。「なんでもないよ」
という意味だそうです。
バイガルマー(1999.5.1)
◆ 「メデージ」(Мэдээж) 喧嘩吹っかけバージョン
実はメデージってケンカの時とかに使ったりもできる便利な言葉。
たとえば「わかってるの、あんた!?これって世界のジョーシキなんだけど。あんたらモンゴル人は
知らねえかもしれねぇけど・・・。」なんて使うと、モンゴル人の逆鱗にワサビ塗ることができます(笑)。
もちろん、ボクは使ったことありません。ゾリグトという奴が某お役所のお偉いさんに対して吐いた言葉
らしいです。
ゾリゴー(1999.5.1)
◆ ユルール「ウイル オラン ボルトガイ」(Yйл уран болтугай)
サーカスのハタンバートルさんから聞いたユルール(祝詞というかおまじないというか)。
縫い物をしている人を見たら、この言葉をかけるのだそうです。
「縫い物よ、きれいに仕上がり給え」という意味だそうです。
バイガルマー(1999.4.10)
◆ 「イデー エズネー タニフグイ」(Идээ эзнээ танихгVй)
これもサーカスのエンフバートルさんから聞いた言葉。
「食べ物は人を知らない」という意味。
人からのいただきものをその人に食べてもらう時、こういって差出すのだそうです。
バイガルマー (1999.4.10)
◆ 「ヤマルチ アルガーグイ」
私がよく使うあやしいモンゴル語「ヤマルチ アルガーグイ(しかたがない)」。
こういうと先生は笑います。
Misha (1999.4.3)
◆ 「アウアウ」
先日、デパートに行った。気に入ったワンピースがあったのでそれを店の奥で試着させてもらうことにした。そこには一人のオバサンが同じく試着の真っ最中。試着を完了し、鏡で己の姿を確認していると、オバサンは「アウアウ、アウアウ」と何度も連呼。一瞬「日本語を解するオバハンか」と思ったが、じつはそうではなくて・・・。
Авах(とる・うけとる)の命令形、つまりオバハンは「買え買え」といっとったというわけ。
ツェツェンマー (1999.4.3)
◆ 「メデージ シュー デー(Мэдээж шYY дээ)」
「当然ですよ」「常識ですよ」という意味です。人をたしなめる時に、自分の失敗をしらばっくれる時に、もしくは冗談っぽくも使える万能な言葉です。
バイガルマー (1999.1.7)
◆ 「ヤルシグ ヤルシグ(Яр щиг Яр щиг)」
「めんどくさい、めんどくさい」という言葉。私のモンゴルのお母さんは、私がこの言葉を使うと「そんな悪い言葉、覚えなくていいのっ!」と言います。自分ではいっぱい使うくせに・・・。
バイガルマー (1999.1.7)
◆ 「ヤク シ デー」続報
前にみよこさんから「ヤクシ デー(Яаг ш дээ)」情報をいただきましたが、その補足です。
冬に行ったら、モンゴルは街もイナカ(トブアイマク内ですが)も「ヤクシデー」の嵐でした。もともとは、「まったくそのとおりっ!」というくらいの意味だったのが、今は「よくいうよ」「何言ってんの」という意味に使われているようで、それで問題も起こっているとか。バス停で老人に「このバスはOOに行きますか?」と聞かれた若者が「ヤク シ デー(何言ってんだい)」と答えたところ、老人は元来の「そのとおり」の意と受け取って、間違ったバスに乗ってしまった、なんてこともあったそうです。年配の人々は、こうしたイマドキの言葉の乱れをとても嘆いているそうです。どこの国でも同じですなぁ。
バイガルマー (1999.1.7)
◆ 「ボリオチ テニク!」
以前、「モンゴルに痴漢はいるか」というアホな質問を友人の留学生(♂)にしたことがあります。返事は、「いないと思うよ。でも、バスの中とかで女の子にくっついてく酔っ払いとかはいるかもね。」 おいおい、それをチカンというんだ。
で、そういう奴には何といって対抗するのかと聞きますと、「やめろ、バカヤロ!」と言うのだそうです。それが、この「БОЛИОЧ ТЭНЭГ!(ボリオチ テニク)」、または「БОЛИОЧ МАНГАР!(ボリオチ マンガル)」なんだそうです。たしかにカワイイ顔したムスメがいきなりベランメェ調で「バカ」とか「キチガイ」とか怒鳴ったら、チカンもビビリますよねぇ。
バイガルマー (1998.10.4)
◆ 「ヤク シ デー」と「ボダー ボルスン」
7月、2週間モンゴルに行ったときに聞いた、今はやっている言葉です。
まず、「ヤク シ デー(Яаг ш дээ)」と言うものです。相手が、例えば「きれいですね」とか「すてき」とか、歯が浮くようなことを言ってきた時に、「はいはい、わかったって」って言うような意味で使うようです。結構使うと受けていました。
あと、何か失敗した時に「ボダー ボルスン」って言うみたいです。なんで米がアカンのかわかりませんが・・・。
京都在住 モンゴル好き歴1年 みよこ (1998.8.14)
◆ H氏の「ジャーハン、ジャーハン」
同じツアーに参加していたH氏は、酒を勧める時も酒を受ける時も、かならず「ジャーハン、ジャーハン」(少し、少し)と言っていた。その時は、黙っているよりマシかなぁくらいにしか思っていなかったが、なぜか今でも耳にこびりついている。