地球環境問題史


このページでは、地球環境問題史を掲載しています。以下のように地球環境問題を気圏、地圏・生圏、水圏、その他に区分しそれぞれに関わる問題を古い順に列挙しています。なお、本年表は、鳥居仁司著:「環境問題に関する歴史」として数研出版株式会社の教材研究No.26:平成3(1991)年9月1日発行において発表されたものです。

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年号

気 圏

地圏、生圏

水 圏

その他

オゾン層煤煙、酸性雨(霧) 異常気象、温暖化等洪水、干ばつ、砂漠化、森林破壊 農薬などの有害物質湖沼、河川、海洋
1853(英)煤煙法成立 エネルギー源としてはおもに石炭
1881 (独)シュミットらPCB(ポリ塩化ビフェニール)合成
1883(日)浅野セメント降灰事件 (日)足尾銅山(栃木県)の鉱毒で渡良瀬川流域被害
1891
(日)大阪市に煤煙発生工場建設禁止令
1893
(日)別子銅山の煙害発生



1895 (英)ナショナルトラスト運動
1920 (日)神通川流域で農作物の被害 (日)神通川(富山県)イタイイタイ病(カドミウム)発生
1922
(日)土呂久地区でヒ素を含む鉱石の採堀開始
1923(米)オクタン価を上げるため鉛添加
1925 (日)神通川流域で再び農作物の被害
1928(米)トーマス・ミッドグレイがクロロフルオロカーボン(日本名フロン)ガス発明
1929 (米)PCB工業生産開始
1930(ベルギー)ミューズで大気汚染(亜硫酸ガスなど)のため60人死亡、数千人に被害 ヨーロッパで気温の上昇が観測される-アルプス氷河の後退
1932 (日)宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」で CO2増加による温暖化を書く
1934 (米)スタインベック「怒りの葡萄」で大干ばつを書く
1939 (スイス)ミュラー、DDT(有機塩素系殺虫剤)合成 (英)ロンドン公衆衛生法
年号気 圏地圏、 生圏 水 圏その他
オゾン層煤煙、酸性雨(霧) 異常気象、温暖化等洪水、干ばつ、砂漠化、森林破壊 農薬などの有害物質湖沼、河川、海洋
1942 (スウェーデン)オジロワシの羽に謎の化学物質を認める−食物連鎖によるPCB汚染
1945(米)ロサンジェルスで光化学スモッグ(炭化水素と窒素の酸化物が紫外線により過酸化物となる)が観測される (英)ウイグレスワース「DDTと自然界の平衡」でDDTの危険性を指摘(日)合成農薬の使用はじまる (米)最初の原爆、広島、長崎へ投下
1948(米)ドラノで二酸化硫黄などによる汚染で5900人が中毒20人が死亡 (スイス)ミュラーDDTの殺虫効果でノーベル賞受賞
1949 (日)ウンカ大発生BHCを使用
1950 (インド)50年代インダス川流域にダムや堰がつくられ、塩類の集積および地下水位の上昇にともなう水はけの悪化によって農作物に被害 エネルギー源として石油が中心となる

(米)水素爆弾実験成功

1952(英)ロンドンでスモッグ(亜硫酸ガス)より4000人死亡 (日)PCB輸入開始、ついでPCBの生産開始
1953 (日)有機リン剤パラチオン(毒ガス兵器の一種)、水銀系農薬、マラトン(有機リン剤)以上3種の使用
1954(米)ゴーム、雨の酸性化は化石燃料によることを明らかにする
1955 オイルタンカーに起因する石油汚染が注目される (ソ)水素爆弾
1956(英)大気清浄法 (日)水俣病(有機水銀)の公式発見 (ソ)世界最初の実用的原子力発電所
1958 ハワイ(マウナ=ロア)、南極などで二酸化炭素濃度の連続測定開始 (スーダン)90〜100kmサハラ砂漠が南にひろがる (日)東京、江戸川で製糸工場の汚水による漁業被害発生 地球観測年
年号気 圏地圏、 生圏 水 圏その他
成層圏、オゾン層煤煙、酸性雨(霧) 異常気象、温暖化等洪水、干ばつ、砂漠化、森林破壊 農薬などの有害物質湖沼、河川、海洋
1960 60年代、発展途上国「緑の革命」-高収率穀物栽培 (コロンビア)23年間エルグアモで7千人の農薬患者 (日)田子の浦港開港でヘドロがたまりはじめる-1969年にヘドロ公害 世界の人口約30億人

(日)農業基本法-経営規模拡大のための構造改善

1961(日)四日市でぜん息患者多発
1962(英)ロンドンで煤煙により 340人死亡

(日)東京で1週間にわたりスモッグ

(日)煤煙規制法

(日)土呂久鉱山閉山

(米)カーソン女史「沈黙の春」出版し化学汚染物質の警告

(米)核爆発実験

(日)第五福竜丸死の灰をかぶる

1963 ヨーロッパ90年ぶりの冷夏(日)北九州PCB中毒の被害
1964 〜70年、ナイル川アスワン=ハイ=ダムが洪水を止めることにより土地の荒廃をまねく (日)高知BHC学校給食の牛乳より発見
1965 (スウェーデン)イェンセン、PCB環境汚染発見 (日)阿賀野川(新潟)で第二水俣病発生(米)美化運動
1966 (米)ヒッキーがミシガン湖のセグロカモメのDDT汚染を報告(生物的濃縮)

(米、加)エリー湖オンタリオ湖周辺で鵜の絶滅が心配される

1967(スウェーデン)土壌学者オーデン博士酸性雨の原因の論文発表-酸性雨解明の父 (日)公害対策基本法-健康被害の補償の制定
1968 サハラ砂漠、サヘル地域の干ばつ、10〜20万人餓死 (日)PCBによるカネミ油症事件 国連ではじめて環境問題が登場
1969(日)大気汚染防止法制定 (蘭)ライン河口で有機水銀を含む魚発見 (日)東京都公害防止条例法
年号気 圏地圏、 生圏 水 圏その他
オゾン層煤煙、酸性雨(霧) 異常気象、温暖化等洪水、干ばつ、砂漠化、森林破壊 農薬などの有害物質湖沼、河川、海洋
1970(米)ラブロック博士が大気圏のフロンの量を測定しようとするがだれ1人として興味を示さず (日)東京で光化学スモッグの被害発生

(日)四日市地方でアサガオの花弁脱色事件

(インド)アラクナンダ川(ガンジス川下流)の氾濫で死者200人 (日)農用地土壌汚染防止法制定

(日)食品衛生法に基づき米に含まれるカドミウムの基準設定

(日)水質汚濁防止法、海洋汚染防止法制定

(日9瀬戸内海で赤潮による大きな漁業被害発生

(加)水銀汚染問題

このころよりエネルギー源として原子力がつかわれはじめる

(日)いわゆる公害国会-公害罪法など公害14法案が成立

1971(日)千葉県木更津中心に約6千人が光化学スモッグによる被害、その後東京で集団被害

(日)自動車の排ガス規制強化

(加)オンタリオ州で雨のあとや雪解け時にマス、スズキの大量死

(日)PCB汚染が進んでいると発表、対策を国会で決議

(日)農用地の土壌汚染防止法の特定有害物質にカドミウム指定

(日)ひ素中毒による健康被害を発表-農用地に蓄積しているひ素が問題となる

(日)四大公害裁判で最初の第二水俣病裁判で患者側勝訴

(日)イタイイタイ病の裁判で患者側勝訴

(日)環境庁発足

(日)悪臭防止法施行

1972(日)四日市ぜん息の裁判で患者側の勝訴

(米)アラスカのバローがアリゾナの2倍の大気汚染度

(スウェーデン)ストックホルムの国連人間環境会議-はじめて酸性雨が人々にしらされた

チャド湖6千km2が干上がり1962年の4分の1の面積 (日)農用地土壌汚染防止法の特定有害物質に銅を指定

(日)PCBの生産中止

(日)化学物質審査規制開始

(米)有害物質規制法案提出

(日)瀬戸内海で赤潮による大きな漁業被害発生

(米、加)両国による五大湖管理条約成立

(スエーデン)ストックホルムで国連人間環境会議-世界環境会議(UNEP)設立

(仏)パリでローマクラブによる「成長の限界」宣言-地球環境の危機を、資源の枯渇、食糧生産の限界、開発途上国の人口増大、環境汚染の4つの要因にわけて分析し、ゼロ成長をとなえる法制定、公害等調査委員会発足

(日)自然環境保全

ユネスコで世界遺産条約批准

1973(日)窒素酸化物の排出基準決定

(日)二酸化炭素、光化学オキシダントの環境基準決定

(日)静岡県の3地区で強酸性の霧雨降る−このころより酸性雨に対する関心が高まり始めるが、当時は湿性大気汚染と呼んでいた

(日)PCB特定化学物質に指定 (日)瀬戸内海環境保全特別措置法制定

(日)水俣病裁判で患者側の勝訴

(日)化学物質関係法ならびに審議会

ワシントン条約-絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引に関する取り決め

1974

(米)ローランド、モリーナ両博士はフロンがオゾン層を破壊する可能性ありと発表 (日)岡山県で重油流出事故(日)国立公害研究所設置

(日)自然保護憲章

(米)エネルギー省設置

世界人口会議、世界食糧会議、第1回OECD環境大臣会議

世界の人口40億人

年号気 圏地圏、 生圏 水 圏その他
オゾン層煤煙、酸性雨(霧) 異常気象、温暖化等洪水、干ばつ、砂漠化、森林破壊 農薬などの有害物質湖沼、河川、海洋
1975(米)ニューヨーク州のアディロンダックで酸性の湖が51%そのうち90%でマスが死滅 (日)東京で六価クロムによる汚染問題

(日)PCBについての環境基準、排水基準決定

(日)母乳から残留農薬検出




(日)有吉佐和子「複合汚染」出版
1976(米)気象庁と連邦大気研究センターが成層圏でフロンの検出に成功 (日)硫黄酸化物の総量規制実施



(米)アラスカ暖冬(米)カリフォルニア干ばつ

(フィリピン)丸太輸出禁止

(パキスタン)猛毒パラチオン剤の使用で2千4百人が中毒6人が死亡 地中海汚染防止条約(バルセロナ条約ライン川化学汚染防止条約、ライン川塩化物汚染防止条約

(アルゼンチン)マルデルプラタで国連水問題会議-水資源の管理と保全

(加)バンクバーで国連人間居住会議-スラム、過密、過疎など人間の居住環境
1977(米)アンダーソン博士パラシュートや気球でオゾンが塩素によって分解され一酸化塩素として存在していることを確認 (ケニア)ナイロビでUNEP国連砂漠化防止会議-砂漠化は天候より人間活動影響が大 (日)琵琶湖で淡水赤潮発生 MAB/ユネスコ科学特別研究-環境科学開始
1978(米)航空宇宙局ニンパス7号打ち上げて地球上のすべてのオゾンの変容理解が可能になる (日)二酸化窒素の環境基準改正 (日)化学物質審査規則法制定 タンカーの安全および汚染の防止に関する国際会議
年号気 圏地圏、 生圏 水 圏その他
オゾン層煤煙、酸性雨(霧) 異常気象、温暖化等洪水、干ばつ、砂漠化、森林破壊 農薬などの有害物質湖沼、河川、海洋
1979世界保健機構(WHO)が紫外線と皮膚ガンとの因果関係の疫学的証拠を報告 (国連)欧州委員会環境大臣会議で長距離越境大気汚染条約採択

(日)市原、川崎市にpH3.3の酸性雨が降る

世界気候会議(WMO)-温室効果による温暖化を警告 チャド湖1962年の40分の1以下になる-ランドサットの撮影による 第2回OECD環境会議-予見的環境政策に関する宣言

(米)スリーマイル島で原子力発電所事故

1980(米)デュポン社フロン代替品の候補リスト発表 (日)前橋市H2.86の強酸性雨

(米)国家酸性雨影響計画(NAPAP)制定

(加)オンタリオ州の約 140の湖で酸性により魚がいなくなった

(米)大熱波でダイズ、トウモロコシ、綿花の生産に大打撃

(米)「西暦2000年の地球」発表、熱帯林減少と大気の温暖化を警鐘

第1回熱帯林専門会議(日)東京で六価クロムの処理対策開始、水銀汚染問題

(日)神通川流域で汚染土壌復元工事

(米)アスベストが注目されはじめる

(中)第二松花江で水銀汚染問題

(伯)水銀汚染問題

(仏)アルカショ湾(大西洋岸のカキ養殖地)でカキの大量死

IUCN、世界自然保全戦略発表
1981(独)酸性雨による森林被害の報告

(米)北東部からカナダにかけて森林被害調査がはじまる

FAOとUNEP合同報告書「熱帯地域の森林資源プロジェクト」-1970年代からの人工衛星写真による熱帯林の減少を発表 北極圏のシロクマの脂肪の分析開始、DDT、HCH、クロルデン、PCBをふくめ有機塩素化合物の検出

(日)土呂久地区で汚染土壌復元工事開始

(日)大阪の水道水にトリハロメタン(肝臓を侵す有害物質)検出

(米、英)バイガイが減少し、はさみを開きっぱなしのカニが増加

(仏)モーターボートへのTBT(有機スズ)塗料の使用禁止

(日)宮崎県青島市の海岸へ大量のイルカ、海水汚染により陸死

FAO西暦2000年の農業-食糧生産と有効購買力の分配の改善
1982(中)酸性雨調査 世界で今世紀はじめての異常気象におそわれる-豪、アフリカで大干ばつ、南米南部で異常降雨

(日)長崎豪雨

(ケニア)ナイロビで国連環境会議-環境破壊、環境の国際汚染を警告
1983 (米)7、8月、北部で熱波、死者数百人トウモロコシなどに多大の被害、12月には、大寒波、死者数百人 (タイ)バンコクで国連熱帯雨林会議-熱帯雨林の危機回避、保存対策を検討 (インドネシア)東部ジャワで農薬ダイアジンによる中毒死50人以上 第1回北洋浄化国際会議OECD、環境アセスメントと開発援助に関する特別グループ設置
1984(英)南極基地ハレーベイ上空中の春季オゾンが40%以上減少と報告

(日)昭和基地上空のオゾンの減少を報告

(米)政府技術評価局、酸性雨と大気汚染の移動を報告

(日)東京各地で杉林の枯死

(加)オタワで環境問題担当閣僚会議-酸性雨の基になる硫黄酸化物を今後10年以内に30%減少を採択

(日)大津で世界湖沼環境会議「琵琶湖アピール」人と湖の共存がテーマ (スイス)ジュネーブで日本の提案により環境特別委員会発足

OECD環境と経済会議

FAOとWFP、世界24カ国の食糧不足を警告

年号気 圏地圏、 生圏 水 圏その他
オゾン層煤煙、酸性雨(霧) 異常気象、温暖化等洪水、干ばつ、砂漠化、森林破壊 農薬などの有害物質湖沼、河川、海洋
1985(米)ニンバス7号による南極上空のオゾンホール

(オーストリア)ウィーンでUNEP外交官会議、オゾン層保護のためのウィーン条約-10年間でフロンの生産を半減させる

(ノルウエー)南部の酸性雨の被害深刻世界気象機関(WMO)とUNEPの主催で気象学者会議-21世紀半ばまでに平均1.5〜4.5℃温暖化すると結論 FAO、森林と食糧の安全保障−人は食物を森林に依存している

(インドネシア)丸太輸出禁止

ブラジル南部〜パラグアイ、ボリビアで干ばつ

(フィリピン)60年に国土の60%であった森林が27%に減少

(インド)パンジャブ地方でDDT母乳汚染-日本は禁止されている14種の農薬を発展途上国に輸出している

(日)奈良県のゴルフ場排水口からEPN(有機リン系殺虫剤)検出

(日)窒素、リンが水質汚濁防止法の排出基準の項目に加えられる−湖沼水質保全特別措置法 (仏)パリで第3回OECD環境大臣会議-環境、将来への資源
1986(米)気象衛星によるオゾン層の減少を確認 (米)寒波、フロリダで影響、柑橘類不作、いっぽう熱波、北部アトランタで月平均気温2.9℃上昇、100人以上死亡 (スイス)化学工場の火災のため、水銀、殺虫剤など約30トンの有害物質がライン川に混入 世界の人口50億人

(ソ)チェルノブイリ原子力発電所事故

年号気 圏地圏、 生圏 水 圏その他
オゾン層煤煙、酸性雨(霧) 異常気象、温暖化等洪水、干ばつ、砂漠化、森林破壊 農薬などの有害物質湖沼、河川、海洋
1987(加)モントリオールでUNEP外交官会議-「オゾン層を徘徊する物質に関する議定書」-10年後にフロンを半減させることを採択

南極のオゾン50%に減少

ヨーロッパで長距離越境大気汚染防止条約に基づくヘルシンキ議定書発効-硫黄酸化物の排出量を1993年までに1980年の30%削減 エクアドル、ペルーで大雨、ペルーのピウラの降水量211mm(平年の8.1倍)

(米) ワシントンNASAのハンセン博士、熱波は地球が熱くなっていく前兆と爆弾宣言

(日) 岩手県綾里で二酸化炭素定常観測

アフリカでバッタ大発生

(マレーシア)サラワク州プナン族の人間バリケードによる道路封鎖 (日)化学物質審査規制法改定第2回北海浄化国際会議-1989年までに大都市の産業廃棄物の海洋投棄中止で合意 国連の環境特別委員会(WCED)最終会議(東京宣言)採択、OUR COMMON FUTURE発表

開発途上国との環境協力セミナー、OECD環境委員会

1988(西独)オゾンシンポジウムがおこなわれる

(米)NASA主体のオゾントレンドパネル- 2.5%の総オゾンの減少を発表

(日)レーザーレーダーによるオゾン観測開始

(日)オゾン層保護法成立

(日)環境庁が84〜88年に酸性雨観測、全国的にpH4.4〜4.5であると発表、

(日)林野庁が酸性雨の森林にあたえる影響の調査開始

(スイス)ジュネーブで気象変動に関する政府間パネル(IPCC)-30か国参加、温暖化の解明を目的とする

(米)大干ばつ、熱波、その他ソ連、国でも干ばつ

(日)冷夏長雨

(加)トロント・サミット-2005年までに二酸化炭素20%削減

(インド、バングラデシュ)洪水で国土の3分の2が水につかる 北海においてアザラシの大量死-PCB汚染

北欧の海に赤潮大発生

商業捕鯨全面禁止

(日)環境庁、環境白書刊行
1989(仏)パリのアルシュサミットで1999年までにフロン化合物の全放出量を50%削減の採択

(フィンランド)ヘルシンキでモントリオール議定書締結国会議(ヘルシンキ宣言)-特定フロンの全廃

(日)建設省地球問題検討委員会、地球温暖化による海面上昇の予測と観測体制の強化等を提言

(蘭)ノートルベイク宣言- CO2排出量の凍結

世界資源保護協会基金(WWF)-日本は熱帯木材の大量使用国であり、割箸の消費で熱帯林を破壊していると発表 (日)環境庁の調査により伊勢湾、瀬戸内海、東京湾などの近海魚の80%以上がTBT汚染と判明
1990(英)ロンドンでモントリオール議定書第2回締結国会議-2000年までにフロンの全廃で合意 (蘭)ハーグ宣言-大気保全への全地球的とりくみ

(米)地球環境ホワイトハウス会議

(日)東京で地球環境保全に関する東京会議-大気保全と熱帯林保護

環境問題に関する歴史(序文)

鳥居仁司

国際化の波が押し寄せてきました、環境問題においてさえも。
以前の感覚では、環境汚染といえば、先進工業国のことであり、しかもその国の工業地帯周辺などごく限られた地域の話でありました。
今日ではどうでしょうか。話題は、温暖化、酸性雨、オゾンホール、熱帯林の破壊です。これらは原因の多くが先進諸国にあるとはいえ、その影響は発展途上国ばかりか人の住んでいない地域までもふくんだ問題となっています。
緑あふれる美しい地球がむしばまれているのです、部分ではなく全体が。
この問題は、国レベルではもはや解決できないところまできています。だからといって、わたしたちは不安に思うだけでいいのでしょうか。宇宙船地球号の乗組員の一員としての自覚をもち、ひとりひとりができることにいますぐ取り組む必要があるとおもいます。
まずは、しっかりと現実を理解することだとおもいます。環境問題のテキストはいまやあふれています。書物に限りません。テレビやラジオでもたくさんあつかわれています。その気になればいくらでも情報はえられるのです。ところが、得られた知識はきちんと理解されなければ生かすことができません。この理解の一助あるいは出発としてここで報告する年表が利用していただければうれしくおもいます。

環境問題に関する歴史(参考文献一覧)

有吉佐和子:複合汚染:新潮社

朝日新聞社:朝日年間1990:朝日新聞社

地球の環境と開発を考える会:破壊される熱帯林:岩波ブックレット

グランツ,M.H.:アフリカの干ばつ,別冊サイエンス93:日経サイエンス社

宝月欣二:環境の科学:日本放送出版協会

本郷左智夫:いま地球が危ない:学習研究社

星沢正:資料地理−地球と人間−:とうほう

保田茂:石油,薬剤乱用の近代化農業を捨てることがわれわれの生き残る道である!,別冊宝島101:JICC出版局

ホートン,R.A.&ウッドウエル,G.M.:実測データが示す地球温暖化,別冊サイエンス93:日経サイエンス社

石弘之:地球生態系の危機:筑摩書房

同:地球環境報告:岩波新書

同:いま地球がたいへんだ:草土文化

磯野直秀:化学物質と人間−PCBの過去,現在,未来:中公新書

環境保全対策委員会:大気汚染の基礎知識:産業公害防止協会

吉良竜夫:生態学からみた自然:河出文庫

桐谷圭治・笹波隆文:環境汚染と生物T−農薬と生態系:共立出版

岸本定吉:割箸は森を育て,商業資本の乱伐が熱帯林を消滅させた!,別冊宝島101:JICC出版局

松本洋介:総合資料現代社会:第一学習社

宮沢賢治:グスコーブドリの伝記,風の又三郎他18篇より:岩波文庫

モーネン,V.A.:酸性雨の脅威,別冊サイエンス93:日経サイエンス社

中村耕三:「巨大技術」を押しつける農業援助は,発展途上国の自然環境を破壊する!,別冊宝島101:JICC出版局

NHK取材班:NHK特集森が危ない:日本放送出版協会

同:地球汚染:同

能登正之:政治と社会制度によって正常な自然現象が異常気象になる,別冊宝島101:JICC出版局

ストラルスキー,R.S.:南極のオゾンホール,別冊サイエンス93:日経サイエンス社

大喜多敏一:森がなくなり魚が消える−国境を越える酸性雨−,地球環境と人間:省エネルギーセンター

逢坂國一:環境保全と成長の持続は可能か,地球環境と人間:同

大崎正治:資本主義が貧困を生み近代化が人口爆発,環境破壊を引き起こした!,別冊宝島101:JICC出版局

レスター,R.B.:ワールドウオッチ地球白書'88/'89:ダイアモンド社

斎藤彰:地球が叫ぶ:共同通信社

植村振作ら:農薬毒性の事典:三省堂


リンク集

子どもたちの地球村
http://www.cre.co.jp/Tenant/Kids/
環境情報屋台村
http://www.iijnet.or.jp/B1/gushiken/
トトロ
http://www.mahoroba.or.jp/~tot
絶滅種データベース
http://www.sfc.keio.ac.jp/~t94122sk/extinct/extinct.html
APEC-VC_Home_Page
http://www.apec-vc.or.jp/apec_j/index.htm

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toriih@gld.mmtr.or.jp

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