このページは、愛知県高等学校体育連盟登山部会の冊子「山へのあゆみ」を長年編集してこられた青戸慎太郎先生(前小牧工業高校、現春日井高校)からいただいたワープロ原稿をもとに体裁のため若干手を加えたものです。
1-1.競技の失格
1-2.体力審査
1-3.行動技術
1-4.生活技術
1-5.装備
1-6.知識関係
(1)山岳知識
(2)読図
(3)計画書
(4)行動記録
(5)天気図
(6)口頭試問
2-1.体力
2-2.技術
2-3.装備
2-4.気象
2-5.地形
2-6.自然観察
2-7.救急知識
2-8.食料知識
2-9.計画記録
競技の審査項目及び配点は、体力、技術、装備、知識等とする。
| 以下1〜5の行為があった場合、審判員が事実を確認し、その処置は審判長が決定し、ただちに当該チ−ムに通告する。 1.危険な行為のあったとき。 2.自然保護・環境美化等に反する行為のあったとき。 3.審査規準・審判員の指示に従わないとき、その他競技運営に支障を与える行為のあったとき。 4.封生名条件で競技に出場した場合。 5.競技に重大な支障をきたし行為があった場合。 |
(1)第一日目にTコ−ス、第二日目にUコ−スで実施する。
*Tコ−ス、Uコ−スのスタ−ト、ゴ−ル及びル−トは既報の実施要項の通り。
(2)配点はT、Uコ−スともに245点満点で、得点の算出方法は
得点=245−得点係数×(チ−ムの所要時間−第1位のチ−ムの所要時間)
*所要時間は秒単位で測定する。
*得点係数はチ−ムの所要時間が(1位チ−ムの所要時間+20分)以内は0.1、それ以上の場合は0.05とする。
(例)1位チ−ム所要時間35分35秒、あるチ−ムの所要時間60分の場合
245−0.1×(20分×60秒)−0.05×(4分×60秒+25秒)=111.75
*制限時間(得点0点)は1位チ−ムのゴ−ル時刻から61分40秒後。
(理由)245−0.1×(20分×60秒)−0.05×(41分×60秒+40秒)=0
(3)スタ−ト順はTコ−スは前年度県総体成績順で、前年度不参加チ−ムは受付順とする。Uコ−スはTコ−スの体力点の得点順とする。(第一日目の夕方発表)
*出発は1分間隔とし、出発時刻に集合してないチ−ム計時は予定出発時刻に開始する。
(4)負担重量は2日間とも常時4名の総重量が男子60Kg,女子50Kgを下限とする。
(5)計量について
ア)計量はザック重量の計量で特区間のスタ−ト及びゴ−ルで行う。
イ)本計量は2回で、1回目に合格すれば指示された場所に集積しておく。また、2回目も規定値に満たない場合審判員の指示に従う。なおこの場合20点の減点とする。
ウ)重量調整は砂袋で行い、石・水等での調整は不可とする。
エ)計量器具はスタ−ト・ゴ−ルとも同一規格のものを使用する。
ア)特区間スタ−トから設営地までの間で歩行技術の審査を行う。
イ)審査は次の項目について行い、1事項について2点減点する。同一事項で二重に減点しないことを原則とする。
チ−ム内で特に遅れる者がいた。
スリップや転倒をした。
落石を出した。
体やザックのバランスが不良であった。
ザックのフタが開いていたり、ひも・テ−プが解けていた。
服装・履物の不備・破損・使用法不良などがあった。
ゴミなどを散らかしたり、落としたりした。
休憩時に通路をふさぐなど、マナ−に欠ける行為があった。
道を間違えた(指定された道を外した)。
規定に合わないゼッケン等の表示方法をしたり、表示が不明確、または表示がない。
*ゼッケンは白地に黒。
登山行動中の服装は手首・足首まで覆うものとし、設営地ではTシャツを認めるが、左胸に校名を明示する。
ア)テントの設営をもって生活技術とする。
イ)使用するテントの形式は問わない。設営は3名で15分間で行う。
ウ)時間内にザックをテント内に収納し、出入口をしめる。ただし窓やベンチレ−タ−は開いていても良い。
エ)審査は次の項目について行い、1事項について2点減点とする。
フライシ−トをすべきテントなのに使用していない。
*家型テントは必ずしも必要としない。
テントの底のリング(フック)が1つでも使用されていない。
ランナ−(本体・フライシ−トの親綱・腰綱)が1つでも使用されていない。
*ド−ム型テントのフライシ−トの腰綱部分は本体下部引っかけるだけでもよい。
*ド−ム型テントのフライシ−ト中腹のフックは使用しなくてよい。
テントの外に設営用具、ザック等の物品が残されている。
出入口が閉まっていない。
家型テントのポ−ルに大きな傾きがある場合や、ド−ム型テント等の本体のフックが1つでもフレ−ムにかかっていない。
競技方法は装備一覧表に指定した個人装備、共同装備の中から複数の装備を選定して審査する。
(1)表に記載された各装備は、競技中必ず持参すること。
(2)装備の審検査は表の防水・記名・規準に特記事項のない場合は、その物品があれば得点とし、なければ10点減点。○印や特記事項のあるときは、物品があってもその指示に従っていない場合2点減点とする。
(3)審査は個人・共同それぞれ選手1名で行う。個人装備は当該選手の装備を審査し、共同装備は他の3名から装備を集めて審査する。
(4)審査は第Tコ−スのゴ−ルから設営地へのル−トの途中で行う。
| 寝具 | ||||
| 雨具 | 傘のみは不可。記名は所定の組合わせ番号 | |||
| 帽子 | ||||
| ヘッドランプ | ||||
| サブザック | 所定様式の学校名 | |||
| 予備電池 | ||||
| 予備電球 | ||||
| マッチ又はライタ− | ||||
| 時計 | ||||
| コンパス(磁石) | ||||
| 筆記具 | ||||
| 計画書 | ||||
| 競技会場地図 | 競技会場を含む25000分の1の地図 | |||
| 非常食 | ||||
| 水筒 | 審査時に水が200ml以上残っていること | |||
| 手袋 | 軍手でも可 | |||
| 予備衣類 |
| テント一式 | ツェルトは不可。所定の様式の学校名 | |||
| コンロ | ガソリンコンロは禁止 | |||
| 燃料 | ガソリンは禁止 | |||
| コッフェル | ||||
| ラジオ | AMが入ること。学校名 | |||
| 医薬品 | 体温計を必携のこと | |||
| 温度計 | ||||
| 細引き | 直径4o程度。長さ5m以上 | |||
| 予備食 |
ア)登山実技教本(基礎編)のP.29〜45,59〜62、66〜68、89〜93から問題を作成し、筆記試験を課す。P63〜65、94〜98は参考にする。
(2)読図(30点)
ア)イ)の出題内容に添って問題を作成し筆記試験を課し、その得点を競技得点とする。
イ)出題内容
現在地確認……第1日目特区間ゴ−ルから設営地までのコ−スに複数のポストを置く。この位置をチ−ム持参の地図に記録しておき読図競技時に配布する地図(25000分の1)に×印の交点(横にはポストの記号を書くこと)でその位置を解答する。
競技会場内(競技会場地図の範囲)の2点間の距離。
競技会場内の2点間の標高差。
競技会場内のある地点からある地点への磁北または真北からの方位角、またはその点への方位。(16方位)
競技会場を含む最新の25000分の1の地図に記載された、地図名称・山名・沢(川)名・地名・標高・地図記号。25000分の1の地図の右側に記載の図法説明1〜6・行政区画・発行者。
ウ)競技
競技は第1日目の設営地で行う。
出題内容〜の正解範囲はつぎの通りとする。
@×印の好天と正解地点の誤差は2o以下とし、×印の横にポストを示す記号が書かれてない場合は0点とする。
A2点間の距離の誤差……50m以下。
B2点間の標高差の誤差……10m以下。
C方位角の誤差……3度以下。
*注意 ・現在位置の確認のポストは、縦35p×横25pの白の台紙に赤で、アルファベット活字体大文字で表示する。
| 1.投影はユニバ−サル横メルカトル図法、座標帯は第53帯、中央子午線は東経135゜ 2.図郭に付した短線は経緯度差1分ごとの目盛 3.高さの基準は東京湾の平均海面 4.等高線の間隔は10m 5.磁針方位は西偏約6゜10´(昭和53年) 6.図式は昭和40年式(昭和44年訂正)1:25000地形図図式 |
ア)指定された事項が計画書に掲載されているかどうかで審査し、減点法で得点を算出する。
イ)指定事項
学校連絡先、緊急連絡先、現地連絡先(緊急連絡先とは学校長自宅・副顧問自宅など現実に連絡可能な所を書く)
メンバ−表(氏名・年齢・住所・電話番号・血液型等)
費用
行動日程
第1・2日目の全行程行程断面図 概念図
装備計画…個人装備および共同装備(運搬計画も含む)
医薬品リスト…品名・数量・用途(効能)
食料計画…競技中の朝・昼・夕の食事の材料・数量・料理名
予備食、非常食のリスト…品目・数量
*注意 ・計画書の様式はB5サイズの用紙を使用して、別表の様に作成する。ただし、すでに計画書が完成している場合、の指定事項が記入されていればそれを提出してもよい。
・指定事項が記載されていない場合、著しく誤っている場合は事項ごとに各1点減点する。
ア)指定された事項の記録が記載されているかどうか審査し、減点法で得点を算出する。
イ)指定事項
第1日目の特区間のスタ−ト時刻
第1日目の特区間のゴ−ル時刻
第1日目の特区間のゴ−ル時のチ−ムのザック総重量
第1日目の特区間のチ−ム員の状況
第1日目の特区間のゴ−ル地点周辺における植生状況
第1日目の特区間のゴ−ル地点周辺における地形状況
第1日目の設営地到着時刻
第1日目の特区間のスタ−トから設営地到着までの所要時間
第1日目の就寝時刻
第1日目の起床時刻
*注意 ・行動記録の様式は別表の通りで、各チ−ムに配布する。
・指定事項が記載されていない場合、著しく誤っている場合は事項ごとに1点減点する。
ア)第1日目の16:00〜16:20放送の気象通報を使用して天気図を作成し、予報も書かせる。
イ)競技は原則として第1日目の設営地で行い、選手1名があたる。
ウ)天気図用紙は2号用紙を使用。
エ)天気図の提出は、放送終了後15分以内とする。
オ)天気図用紙には、翌日正午の競技会場地の天気予報を記入し、指定されて位置に組合わせ番号等を記入。
カ)天気図の作成にあたっては、等圧線は2hPaごととし、1000hPa以下の等圧線は10hPaおきでよい。
キ)採点は以下の事項について行う。
競技会場地の天気に影響を与えると思われる低気圧・高気圧の表記・位置・速度・進行方向。
会場地以西の各地の天気
前線の表記・位置。
特定等圧線の位置。
指定した天気予報。
植物5品目の名前を答える。 *筆記試験になることもある。
チ−ム 男 女 組合せ番号 学校名
| 氏 名 | 年齢 | 住 所・連 絡 先 | 電 話 | |||
| CL | ||||||
| SL | ||||||
| M1 | ||||||
| M2 |
3.費用
交通費、食費等
4.行動日程
要項を参考にして、学校出発から帰着までのスケジュ−ル
5. 第1・2日目の全行程の行程断面図
| 標 | |
| 高 | 縦、横の比に注意して
断面図(グラフ)を記入 |
| 道程 | |
6.概念図
競技会場図(地図)を参考にした概念図
注意 既報の概念図のコピ−は好ましくない。
7.装備計画…個人装備および共同装備(運搬計画も含む)
| 品 目 | 重 量 | CL | SL | M1 | M2 |
| テント | 3.1s | ||||
| 品 目 | 数量 | 用 途 | 有効期限 |
*途中で中止を指示したチ−ムは全チ−ム通過後、当該役員が引率して下山させる。
*項目の減点等については、その場の審査員で協議の上決定する。
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